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職人の声

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Vol,22 クリーナー 太田公城

憧れの父親を目標に

ハウスクリーニングの会社を立ち上げた父親に憧れて、高校生の頃から職人になろうと考えていました。ハウスクリーニングといっても、今やっている賃貸物件ではなく新築物件のクリーニングで高校卒業から5年間、尊敬する父親のもとで仕事をすることが出来ました。新築は綺麗だからクリーニングは簡単そうと思われるかもしれませんが、実は意外と汚れているんですよ。 大工工事や左官・塗装工事などで飛び散ったペンキ やモルタルを、素材が痛まないように薬品で落としたり、同じクリーニングといっても別ジャンルだと思います。体を痛めてしまったことから、家電機器の製造など全く別の職業に就いたこともありましたが、体が完治してからは、やはり職人業をやりたいという強い気持ちがあったのでクリーナーとして再スタートを決めました。

〝めじり〟 にひっかかる汚れを気にする

職人としての基礎技術は全て父親に教わりましたが、中でも印象的だったことが「トイレの便器を磨くときは、お茶碗と同じ陶器だからこれでご飯が食べられるくらいにしろ」と言われたことです。今でも一番気にかけて作業をしています。クリーナーの仕事は、人が住むところを一番最後に仕上げるので入居者が暮らしていて居心地のいいところにしなければいけないと常に考えています。現場を仕上げる際は、〝めじり〟にひっかかる汚れがないように確認する様にしています。例えば、扉を開け閉めした際に「あれ?」と気になる汚れがないようにしています。生活導線にある汚れが一番気になりますからね。部屋を出る際は作業を終えた後の自分自身が一番汚いので、最後まで気が抜けないです!

やったことのないこともやってみる

クリーナーといっても、ユニットバスの一部分をパネル貼りしたりコーキングをしたりと今では雑工事もこなしています。初めは全く知識がないところからのスタートでしたが、〝とりあえずやってみる〟というスタイルがこれまでの仕事での経験から身についていたので全く苦ではなかったですね。何でもやってみて、やれる経験を蓄積していけば応用が利くようになりますし、全て自分の知識として吸収できるように挑戦していくことが大事だと思っています。施工前後の写真を撮影し作業を振り返ったりして、頭にたたきこんでいます。

新築のクリーナーだったから出来ること

今はクリーニング業を再開して2年と日が浅いので、その日ごとの現場をしっかりこなしていく事に注力し、自分の作業の向こう側にいるお客様を想って仕事をしています。直近の目標はシステムキッチンと洗面化粧台の取付を出来るようにして少しずつ仕事の幅を広げていくことです。ゆくゆくは、ハウスクリニックで積極的に取り組んでいるハウスクリーニング技能検定にも挑戦したいと考えています。新築物件のクリーナーをやっていたことから薬品には強いので、営業さんでは判断出来ない汚れの落ちる落ちないという部分があれば判断に協力していきたいですし、他の職人さんから薬品の質問をされることもあるので、もっている知識を最大限に活かしながら今後も職人として成長していきたいです。

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