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職人の声

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vol.8 クリーナー 千葉俊哉

友人との縁

高校の同級生である木崎に誘われたことがきっかけで職人業を始めました。
木崎とは昔から何かと縁があって、高校卒業後に就職した家電販売店でも正社員とアルバイトの関係で顔を合わせていました。
結婚を機に転職も経験し、最終的には実家の電子基盤の製造業を継ごうと父親の元で働いていました。1日中机に向かってパソコン等の電子基板を作る毎日で、10年続けた頃には、実家業を継がなきゃいけないとは思っているものの他の仕事にもやっぱりチャレンジしたいという気持ちがありました。実はそこでも木崎がうちにアルバイトで働きにきてくれていたんですけど、しばらくして彼はクリーニング職人に転職したんです。職人になってからもうちに顔をだしては「一緒に職人やろう」って誘ってくるんですよ。でも、彼はうちでデスクワークしていた毎日から体を常に動かしているクリーニング職人になった訳だからものすごく痩せて、そんな姿になる位なんだから過酷だろうし嫌だってその時は断っていました。
それでも誘われ続ける日々が2年も続いて、以前から抱いていた他業種へのチャレンジ精神も加わり、職人への転職を決心しました。
(クリーナー職人/木崎淳さんのインタビューページはこちら!→http://www.houseclinic.co.jp/voices/46/

技術と仕事

ハウスクリニックの営業さんを紹介してもらったことが、本格的な職人業の始まりでした。職人になって2か月は、木崎の下についてクリーニングの基礎を学びました。独立してからは、基礎で学んだ事に加え、ブラシや薬品を取り替えたりしながらこっちの道具の方が作業しやすいとか自分なりに研究しながら作業する日々が1年ほど続きました。 特に初めての繁忙期は深夜まで仕事したりととにかく必死でした。
今でもまだ職人になってから10年も経っていないので完璧ではないと思っていますよ。時間をかけて仕上げの綺麗さにこだわりたい考えが職人としては第一にありますが、仕事となったら営業さんも管理会社さんも多くの人が関わってくるので、早さとの両立がもちろん大事ですしそのバランスのとり方がやはり難しいですね。作業の一番いいゴールはどこなんだろうって今でも考えながら作業をしています。

ハウスクリーニング技能検定と仲間

2年前にハウスクリニックに進められて、そんな国家検定試験があるんだ位のかるい気持ちで受験したことが始まりでした。学科試験と実技試験があるんですけど、学科試験勉強では、対策本を会社で買って貰って勉強していました。実技試験勉強では 、対策動画を参考にしていましたね。というのも、普段のハウスクリーニング作業ではやらないような家具の掃除だったり、試験のなかで定められた道具を使って限られた時間の中で作業をするという特殊な内容だったんです。事務所の下にある産廃所から廃材のレンジフードやキッチンを持ってきて、それをみんなで組み立てて練習道具として利用したり、会社としても個人としてももちろん初めての受験だったので、本当に手探り状態で自分たちで考えながら対策をうっていましたね。
当時の結果は筆記のみの合格でしたが、職人仲間と勉強したり交流できた貴重な経験が、今年の合格に繋がったと思っています。仕事終わりに事務所で会ったときは、必ず仕事の話や世間話なんかもしますし、職人仲間の存在は本当に大切に思っています。

資格を活かすということ

ハウスクリーニング技能検定に合格し、家族や社内の人たちが一緒に喜んでくれたり表彰をいただいたりしました。
今後はこの技能士資格をどう活かしていくかという事が課題だと考えています。
現状では、資格を持っていなくてもクリーニングの仕事は出来ますし、モチベーションや技術向上を目指している人たちが受ければいい資格だと思っています。
でも、受験者が増えてクリーニング業界全体のモチベーションが上がれば世間一般での認知度も上がり、資格が活かせる日がくるのではないかとも思っています。
そのためにももっと技術を学んで、今はパートさんにお手伝いしてもらっているところをゆくゆくは弟子をとりたいですし、人手を増やすことで業界を少しでも盛り上げていきたいと考えています。

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