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部屋の内装はクロスで決まる!物件を活かした壁紙の選び方

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部屋の面積の大部分を占める壁は、部屋全体のイメージを大きく左右します。しかし、クロスは色あせや黄ばみが目立ちやすく、生活しているうちに汚れやカビが発生して、さらに古びて見えてしまうこともあります。
賃貸物件で前の入居者の生活感を残さないためには、原状回復時のクロスの張り替えをおすすめします。
今回は、部屋の内装に影響するクロスの種類や選び方、施工時のポイントについてご紹介します。

【目次】
1. クロスの役割と効果
2. 素材から選ぶ!クロスの種類
3. 機能性を重視したクロスの選び方
4. クロス施工時のポイント
5. 物件の魅力を最大限に引き出すクロス選びを

クロスの役割と効果

部屋の中で最も広い面積を占めるクロス。どんなタイプを選ぶかで室内のイメージが大きく変わります。クロスはインテリアや内装としての役割のほか、機能性や素材面の効果を知ることで、さらに快適な空間づくりや室内の雰囲気づくりに役立ちます。

本来、クロスには壁の下地や木材を汚れや傷から守るという役割があります。それに加えて、クロスは室内を美しく仕上げ、部屋の印象を変えたり空間を演出したりする効果があります。そのため、室内の見た目や雰囲気は、どのようなクロスを選ぶかで大きく変わります。例えば、温かみのある暖色系の壁紙は落ち着いた印象を与えるので、家族が集うリビングや寝室に向いています。部屋を広く見せ、清潔感のあるイメージに仕上げるには、白や寒色系のクロスを選ぶと良いでしょう。また、壁の一面だけに大胆な柄や、濃い色のクロスを選ぶと部屋のアクセントになりインテリア性が高まります。

建物の内装は、人の暮らしや健康にも影響を及ぼすと考えられています。そのため、クロスには生活空間で快適に過ごせるよう機能性を重視して作られたものや、ナチュラルな素材を生かしたものなどが販売されています。
賃貸物件のターゲットとなる世代の年齢層や家族構成など、用途に合わせてクロスを選ぶようにしましょう。

素材から選ぶ!クロスの種類

クロスの種類は豊富にあり、質感や素材もさまざまです。ここでは、一般的に使われているクロスの種類や特徴についてご紹介します。

●量産クロス
一般的に使用されている、リーズナブルなクロスです。数年ごとに壁紙を張り替える必要がある賃貸マンションなどでよく使用されています。色や柄のパターンは少ないですが、大量生産されているためコストを抑えることができます。
また、比較的厚手のクロスのため下地やジョイントの影響を受けにくく、施工しやすいのが特長です。張り替え作業が難しいとされる天井にも適しています。

●1000番クロス
色や柄のバリエーションが豊富で、デザイン性に優れているのが1000番クロスの特長です。量産クロスに比べて価格が高いため、主にアクセントクロスとして使用されています。薄手のものが多く、下地の凹凸が目立ちやすいなどクロス表面への影響が出やすくなっています。

●機能性クロス
クロスの表面を加工し、機能をプラスした壁紙を機能性クロスといいます。例えば、防カビ・抗菌加工を施したクロスは、表面にフィルムを使用することで菌の繁殖を抑えています。さらに、傷が付きにくく衝撃に強いクロスは、ペット可の物件におすすめです。
そのほか、特殊なフィルムを貼り表面を強化することで耐久性をアップさせたクロスや、光の反射率を上げることで部屋全体を明るくさせる省エネクロスなども販売されています。

●輸入クロス
海外から輸入しているクロスで、発色が美しく、大胆で個性的なデザインが豊富にそろっています。壁全面に使うよりもアクセントクロスとして使われることが多く、インテリアとしてトレンドを取り入れられるため若い世代に人気があります。

機能性を重視したクロスの選び方

たくさんあるクロスの中から、さらに機能性を重視して作られているクロスを具体的に解説します。場所や部屋の目的に応じたクロスを取り入れることで、室内環境を快適に保つことができます。

●消臭効果のあるクロス
消臭効果のあるクロスは、ニオイが発生しやすいトイレやキッチン、玄関、ペット可の物件などに適しています。クロスの表面に加工されている消臭剤が、ニオイの元である臭気ガスと反応し、不快なニオイを吸着・分解し消臭します。使用する環境にもよりますが、一般的な消臭持続期間は8年から10年程度です。

●抗アレルゲンクロス
小さい子供がいる家庭やファミリー向け物件におすすめのクロスです。クロス表面に薬剤が塗布されており、アレルギーの原因である花粉やダニなどのアレルゲン物質を吸着し、不活性化させる働きを持っています。特に、人が集まるリビングやベッドルームに向いているでしょう。

●不燃性クロス
燃えにくい素材を使用することで、火が付いても燃え広がるスピードを遅らせ、燃焼拡大を防ぐことを目的としているクロスです。商業施設やオフィス、福祉施設などで多く使われており、住宅ではキッチンのクロスとして取り入れられます。マンションなどでは、建築基準法で不燃性クロスが必須とされている物件もあります。

●マイナスイオンを発生させるクロス
クロスの表面に天然鉱石を配合し、空気中の水分と反応してマイナスイオンを発生させるクロスです。家にいながら森林浴をしているようなリラックス効果が期待できます。
また、部屋の中の空気を新鮮に保つことができ、効果は半永久的に持続します。

●その他
クロス自体に、鉄の成分が混ぜられているものがあります。このクロスによって壁に磁石を付けられるようになるため、画鋲で壁に穴を開けることもなく、ピンを踏んでケガをすることもありません。小さな子供がいることを想定したファミリー向け物件におすすめです。
鉄入りのクロスがなければ、施工時にクロスの下にマグネットシートを挟んでも、代用可能です。

クロス施工時のポイント

部屋の内装はクロスで決まる02

新しいクロスに張り替える際、押さえておきたいポイントがあります。

●下地ボードを確認する
原状回復の度に毎回クロスを張り替えていると、以前のクロスがうまくはがれず残っていることがあります。その場合、薄手のクロスを張ってしまうと表面に凹凸ができたり、下地のアラが透けて見えたりすることがあるため、均一に仕上がりません。張り替えの場合は、厚手のクロスを選んだり、柄物のクロスを選んだりして工夫しましょう。
また、厚手のクロスでも凹凸が目立つ場合や、下地にカビが発生している場合は、下地ボード自体の交換も検討する必要があります。空き家や空室でクロスがはがれたまま長期間放置されていた場合は、下地が傷んでいるため修繕が必要になることもあります。クロスを張り替える前には、下地ボードの状態もあわせて確認しておきましょう。

●クロスは劣化する
クロスは張り替えてから時間が経つと、経年劣化による汚れが目立ってきます。例えば、キッチンで発生する油煙はクロスの黄ばみの原因になり、喫煙者がいる場合はヤニがクロスを黄色く変色させるだけでなく、タバコのニオイが付着し不快な生活臭となってしまいます。また、室内の結露はカビを発生させ、クロスがはがれてしまう原因になります。
軽い汚れは水拭きや洗剤で落とせることもありますが、本来、壁の下地を守る役割であるクロスを、長期間キレイな状態で保つのは難しいです。5年から10年を目安に張り替えを検討しましょう。

物件の魅力を最大限に引き出すクロス選びを

賃貸物件の内見時、室内に入って必ず目に入るのがクロスです。クロスが新しくリフォームされていると、内装がキレイに見えるだけでなく、部屋全体が明るく魅力的に感じられます。クロスの種類は豊富にそろっているため、部屋の用途に合わせて色や柄、機能性を選ぶことで、物件の魅力を最大限に引き出すことができるでしょう。

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